狭い階段下を愛犬のペットスペースに活用!初心者DIYを大公開!

愛犬のこと

ペット専用スペースがほしいけど、「プラスチックや金属のケージは人工的で苦手」「インテリアに馴染むおしゃれなものは高い!!!」

本当はなんとかしたいけど、どうしていいか分からないと諦めていませんか?

この記事では、狭い階段下に自作した、愛犬専用のペットスペースの作り方を解説します。

設置スペースと、インパクトドライバーがあれば、初心者の方でもチャレンジできる簡単DIYです!

リビングに馴染むおしゃれなドッグスペースを作りたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。

ペットスペースは愛犬が安心できる場所

警戒心の強い子にとって、ペットスペースは安心できる場所です。

なぜなら、落ち着いて過ごせる場所があると、ストレスが軽減されるからです。

ペットスペースを自作して私が感じたメリットは、以下の3つ。

  • 犬の特性をいかした安心できるスペース
  • トイレのタイミングを飼い主がコントロールできる
  • ハウスに誘導すると来客に吠えない
たかお
たかお

それぞれの解説は、次の記事をご覧ください。

制作時間は1日半!ペットスペースの作り方

家族の集まるリビングに、愛犬が安心して過ごせる場所を温かみのある木で作りたい!

そんな思いから、愛犬を迎える前に家族みんなでペットスペースを作りました。

これより先は、使用した材料とペットスペースの作り方を解説します。

ビフォー:荷物置き場と化したデッドスペース

階段下にドッグスペースbefore

ペットスペースを作る前は、主に買い物用のマイカゴなどを置く荷物置き場でした。

うまく活用できていない、まさにデッドスペースです。

「OSB合板」が安くてかっこいい

壁は、見た目と価格のバランスがいい「OSB合板」を使用しました。

OSB合板は、安くて、強度があり、リノベーションやDIYで人気の素材です。

また、大抵のホームセンターで入手できます。

カットサービスを利用すれば、持ち帰って組み立てるだけ!女性でも扱いやすく、はじめてのDIYにぴったりの素材です。

仕切りをかねた壁を設置

壁を設置した理由は2つあります。

・横幅が長すぎた
・とびらを作るため

たかお
たかお

階段下すべてを使うと広すぎるし、傾斜に合わせたとびらを作るのは難易度が高い!

階段下の空間にドッグスペースをDIY

広すぎず、窮屈すぎない、ワンちゃんが体をのばして休めるサイズを意識しました。

かべを設置したことで、荷物置き場も確保できましたよ!

壁になるOSB合板は、階段に直接ビスを打って止めます。

階段が動くなんてあり得ないですから、強度のうえでも安心です。

しかし、階段にビスで止めただけでは、板がぶら下がっただけ状態になってしまい不安定です。

ですので、不安定な状態を解消するために、さらに支えとなる角材の柱を追加しました。

柱は、壁を支える役割のほか、とびらを止める金具を設置する場所になります。

とびらは手頃な価格の角材で問題なし

次に、とびらに使用した木材を紹介します。

私は今回、手頃な価格の角材を使用しましたが、1年以上問題なく機能しています。

安価な価格の木材を選んだ理由は、失敗したり、破壊する可能性があったからです。

迷ったら、とりあえず安価な木材で作ってみる。何度も作り直せるのがDIYの良さです。

安価な木材

【メリット】
・コストがおさえられる
・軽くて扱いやすい

【デメリット】
・強度が低い
・トゲがある

たかお
たかお

軽くて女性でも扱いやすいです!

コテツ
コテツ

強度が低いから、力のある犬は壊す可能性もあるよ!

高価な木材

【メリット】
・強度が高い
・なめらかな手触り

【デメリット】
・コストがかかる
・重たい

高価な木材は、重みで柱が動いてしまう可能性もあり注意が必要です。

それぞれのメリット、デメリットを理解して、犬種、ワンちゃんの性格に合わせて材質を選んでくださいね。

階段下ドッグスペースの扉をDIY

手頃な価格の角材は、トゲが出ていることも多いので、やすりがけをすると安心です。

塗装は蜜ロウワックスがオススメ

塗装をするのであれば、蜜ロウワックスがオススメです。

天然素材で作られた蜜ロウワックスは、ほぼ無臭で、かじったり舐めたりしても体に負担がかからないからです。

階段下ドッグスペースの扉

そして犬は、人にくらべて嗅覚が鋭い生きものです。

化学物質を含む塗料は、匂いもキツイため使用をさけた方が良いでしょう。

私の使った「未晒し蜜ロウワックス」は、木製の食器類のメンテナンスにも使えるほど安全性が高いですが、そのぶん高価です。

そのため、費用をおさえたい方、他に使う予定のない方は、塗装しなくてもいいと思います。

たかお
たかお

実際、かじった事もあり、蜜ロウワックスにして正解でした!

ダボ継ぎでワンランクアップ

ダボ継ぎをすると、見た目がワンランクアップします。

さらに、木材をかじった時にビスが飛び出さないというメリットもあります。

階段下ドッグスペースの扉をDIY

ただしこちらは、手間と技術が必要ですし、解体する時に木材の再利用が難しくなります。

ですので、見た目を重視したい場合をのぞき、ビスの固定で大丈夫です!

たかお
たかお

ダボ継ぎは見える場所だけで、ビスも使いました。

アフター:とびらと鍵を取り付けて完成!

階段下の空間にペットスペースをDIY

最後に柱側に蝶番、壁側に鍵をつけて完成です!!!!

鍵もさまざまなタイプのものがありますが、簡単にかけられて頑丈なものが理想です。

理想通りのものがなかなか見つからず、やっと見つけた鍵は、Amazonや楽天に1000円前後で販売されていました。

シンプルでかっこいい見た目、しっかりした作り。さらに、片手で閉められます!

たかお
たかお

これぞ、理想!自信を持ってオススメします!!

まとめ|ペットスペースはDIY初心者でも作れる

屋根もあった方が落ち着くとアドバイスを受け、完成後に屋根を追加しました。

OSB合板は、どこにでもビスが打てるため、追加で設置したいものが増えた時にも便利です。

元野犬。保護犬。狭い空間が落ち着く

木材の温かみを感じる落ち着いた仕上がり、愛犬も安心できる場所ができて大満足!

階段下のデッドスペースを活用したので、圧迫感もありません。

ホームセンターのカットサービスを利用したり、塗装・ダボ継ぎをしなければ、さらに短い時間で楽に作れるでしょう。

プラスチックや金属の冷たい雰囲気が苦手な方は、ぜひチャレンジしてみてください。