うまくいかないことばかり…。
最愛のペットが亡くなって「うまくいかない」「できない」「やる気が起きない」と感じていませんか?
ペットロスになると、心と体にさまざまな不調が現れます。
ただ、体に違和感があっても、実際それがペットロスの症状なのか分からないですよね。
この記事では、愛犬を事故で亡くし、ペットロスになった筆者が「当たり前ができない・うまくいかない」となった実体験をご紹介します。
もし「同じだ!」と思ったのであれば、体が休みたいと言っているサインですよ。
これもペットロスの症状?心と体のサインを見逃さないで!
ペットが亡くなって涙が止まらない、ぼーっとする、やる気がでないなどの症状が続いている場合、ペットロスの可能性があります。
心の症状
代表的な心に現れる症状は以下の通りです。
- 涙が止まらない
- 集中できない
- 頭が回らない
- ぼーっとする
- パニックになる
- 不安に襲われる
- 息苦しい
- 無気力
- 孤独感
体の症状
心の症状に気づく前に、体の不調が現れる場合もあります。
- 眠れない、寝すぎる
- 拒食、過食
- しびれ、痛み
- 下痢、便秘
- 幻覚、幻聴
- だるい
- めまい
私がペットロスだと気づいたきっかけも参考になればうれしいです!
ペットロスでできなくなった5つのこと
ここからは愛犬を事故で亡くし、ペットロスになった私が「できない・うまくいかない」と感じた5つの症状をご紹介します。
- 頭が回らなくて料理ができない
- 買い物中に突然パニック!
- 不安に押しつぶされる瞑想
- 孤独を感じる散歩
- ぼーっとして記憶がない
当たり前に出来ていたことが出来なくなり、苦しくて不安でした。
※あくまで個人の体験談で全ての人に当てはまるものではありません。あらかじめご了承ください。
頭が回らなくて料理ができない
ペットロスになると亡くなったペットの思い出や、してあげられなかった後悔で頭がいっぱいになります。
そのため、他のことを考えたくない、頭が回らないと感じる方も多いようです。
料理で例えると、お味噌汁の出汁を温めている間に、酢の物のきゅうりを切ろうなど、同時進行する作業ができなくなります。
頭はいっぱいいっぱい、心ここにあらず。
何かに集中するのが難しく、いつの間にか手が止まり時間が経っていた。
もし、このような状態が続いていたら、体が休みたいと言っているのかもしれません。
1食を作るのに2時間以上かかる日もあれば、作っている途中に泣き出す日もありました。
買い物中に突然パニック!
外出しなければならない買い物は、心にも体にも負担がかかります。
そもそも「人に会いたくない」「出かけたくない」のに、買い物に出かけるだけでも大変です。
さらに料理と同じように、考える、選ぶなど買い物も頭を使います。
何を買えばいいのかわからない、誰に会うかわからない恐怖で頭は真っ白。
頑張って出かけたものの、パニックになりすぐにお店を出たこともありました。
お店で立ち尽くすので、夫がいないと買い物できませんでした。
不安に押しつぶされる瞑想
心と体をリラックスさせる言われている瞑想ですが、強い不安を感じている時はオススメできません。
なぜなら、愛犬との楽しかった思い出、失った悲しみを蘇らせるからです。
瞑想は、外側にあった意識を内側に向け客観視します。
この心の観察によって、抑え込んでいた気持ちがあふれ出し、不安に押しつぶされそうになるのです。
とはいえ、瞑想はデメリットよりメリットの方が多いので、できる方はセルフケアとして取り入れると良いでしょう。
ペットロスを乗り越えた今は、瞑想を再開しています。
孤独と淋しさを感じる散歩
いつも隣にいたあの子がいない。この現実に、淋しさと孤独を感じる方も多いです。
弾むように歩いた晴れの日、ちょっと駆け足になった雨の日……。
一緒に出かけた記憶が蘇ると、なんとも言えない喪失感におそわれます。
新しい子を迎えて、ようやく散歩できるようになりました。
ぼーっとして記憶がない
これは私の感覚ですが、ペットロスになると心を閉ざし、何も考えないようになります。
なぜ、何も考えないようにするのか。それには、理由があります。
感情が動き出すと、涙があふれ出して止まらなくなる。それなら心を閉ざし、何も考えない方が楽だからです。
しかし、このような状態になってしまうと反応も鈍くなり、ぼーっすることが多くなります。
何を話していたのか、何をしようとしていたのか分からない、記憶が飛び飛びなんてことも多々ありました。
まとめ|できない、うまくいかなかったけどペットロスを克服した
できない、うまくいかないことだらけで落ち込み、泣き崩れた日もたくさんあります。
そして新しい子を迎え、ペットロスの症状が出る頻度が激減しました。
だからと言って、亡くなったペットを忘れたのではありません。
「やっぱりあの子はかしこくて優しい子だった」大好きだったあの子を、穏やかな気持ちで思い出せるようになったのです。
※あくまで個人の体験談で全ての人に当てはまるものではありません。あらかじめご了承ください。